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​惠藤直伝

レジュメ(6枚組や2枚組)の書き方

​章タイトルについて

はじめに:おわりに,緒言:結言,序論:結論などはセットで使用される。はじめに:結論はNot Goodなので注意!うちでは はじめに:おわりに のセットを使用しようか!

また研究背景や研究目的の内容を はじめに に書こう。2枚組では必要ないけど,必要に応じ研究背景や研究目的の節を立てましょう。

 例)1. はじめに (<2枚組なら下の節なしね)

    1.1 研究背景

    1.3 既存研究

    1.2 研究目的 など

章立てについて

おおよそ以下のような章立てになると思います。

 例)1. はじめに

   2. 研究方法(<必要に応じて)

   3. 計算条件(解析条件とかでもOK)

   4. 結果

   5. おわりに

   参考文献

これに必要に応じて,例えば 3.1 係留条件,3.2 自然環境条件 のように条件を小分けに節を設けるのも良いですね

4. の結果などは,結果がいくつか分かれるときあるけれど,それを4.1,4.2などと分けて書くと見やすくなりますね!

重要なのは 章は章を並べたときに,項目として同じ大きさ,節と節も同じ大きさにするのがコツですね。人間の体で言うと

 頭,体,腕,脚 とかの並びなら良いけれど

​ 頭,鼻の穴,脚の親指の爪 とかだと並ばないですよね。大きさを揃えるよう心がけましょう。

レジュメの作成順序

2枚組を作成する際,良く はじめに から書く人いますよね。もちろんそれはOKなのですが,往々にして,はじめにでは大きな気持ちになってしまって大風呂敷を広げ,例えば「海洋構造物の最適な設計方法を示すことを目的として研究を行う」とか「東京湾の生態系ネットワークを明らかとする」などと書いてしまいがちですが,いざ おわりに を見るとそんな大それたことまで至っていない・・・といったことが良くあります。

​そのような はじめに と おわりに の不一致を避けるため,まず論文に掲載したい結果の図をきれいに作成します。そして図をレジュメに入れる。もちろん↑の章立て(節を含む)がしっかりと決まっていると図の入れる場所も明確になるけれど,そうでなくても掲載したい図をしっかり作りましょう。

​そうそう,図を入れたならば,図の説明も必要です。例えば「〇〇の結果を図1に示す。」といった文章が絶対に必要なのです。それもなくいきなり図1があるとかは避けましょう。

図を入れたらその結果を得るための条件や考察を書きましょう。<これらは絶対に入れる必要のあるものですよね。

なので結果・考察・条件・おわりに・研究方法・はじめに(参考文献は適宜)といった順で作ると,おわりにの結果を受けてはじめにを書くので不一致は無くなるし,どのくらいの文量のはじめにを書けば良いかが明らかとなってから作成できます。

​図表について

図のタイトルは図の下,表のタイトルは表の上に入れましょう。また表は下のように左右の線を無し,上下の線を0.5ポイント,内部の線を0.25ポイントなどとして書くとカッコいい。図内の文字は日本語で仕上げても良いけれど,日本語で仕上げるか英語で仕上げるかは,すべて論文内では統一しましょう。

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​スタイルを使用

卒研や修論のフォーマットは,私の方でスタイルをしっかり作りこんで渡します。場所にあったスタイルをクリックするだけで,フォーマットがしっかりと揃うので,独自でやらずスタイルを使用しましょう!

pdfの作成方法

wordの左上のファイルから,名前を付けて保存を選び,保存先を選択後,ファイル名を決め,ファイルの種類「pdf(*.pdf)」を選ぶ。

それから下の ツール で,画像の圧縮を選び,解像度は「高品質」を選んだ状態でOKをしてからpdfを作成しましょう。

pdfを作った後,容量が大きすぎるなどあったら,bullzip PDF Printerというソフトをインストールしてpdfを作成するのも良いのですが,まあ上の品質を少し下げれば容量も抑えられます。

wordの設定

2枚組を作成する際,word ファイル>オプション>詳細設定 イメージのサイズと画質のところで ファイル内のイメージを圧縮しない をチェックしておかないと,勝手にワードに貼った写真や図,グラフなどの画質が落ちます・・・残念なので,チェックを入れて作成しましょう!

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